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映画『水いらずの星』公式サイト 岸田國士戯曲賞受賞の劇作家・松田正隆による奇跡の名作、ついに映画化 2023年11月24日(金)新宿武蔵野館にてロードショー

映画『水いらずの星』
12月7日(木) トークイベント決定!!

※登壇者は予定につき、予告なく変更となる場合がございます。予めご了承下さい。

≪ 12月7日(木) ≫
新宿武蔵野館 19:45の回上映後
登壇者:高橋洋さん(映画監督・脚本家)/越川道夫監督/河野知美さん

2023年11月24日(金)新宿武蔵野館  シネマート心斎橋ほかにてロードショー
オリジナル・ポストカード付き
『水いらずの星』前売鑑賞券販売中 !
ポストカード
映画前売券
イントロダクション

1996年に『海と日傘』で岸田國士戯曲賞を受賞。静謐な会話劇から実験的な芝居まで、あらゆる舞台芸術の可能性を模索してきた、劇作家・演出家の松田正隆。映画では故・黒木和雄監督とのタッグで知られ、『美しい夏キリシマ』(03)の共同脚本、『紙屋悦子の青春』(06)の原作を手掛けてもいる。そんな彼が2000年に発表した戯曲『水いらずの星』。絶望の淵に立つ女と男の再会を、虚実の境目があいまいな長崎弁の対話で描き出す。

この知られざる名作を映画化したいとラブコールを送ったのは、『アレノ』(15)、『海辺の生と死』(17)の越川道夫監督。主演は『ザ・ミソジニー』(22)の河野知美と、『由宇子の天秤』(21)の梅田誠弘。インディペンデント映画界で今最も勢いのある二人が、身も心もさらけ出した圧巻の芝居で新境地を見せる。憔悴しきった女と男がやがてたどり着く、思いもよらない安息の光景とは? ただならぬ「愛」の映画が誕生した。

ストーリー
世界の終わりたい、こっちは
―― そうか… 終わったか

かつて国内で栄えた造船業が急速に廃れた後の日本。瀬戸内海に面した香川・坂出に逃げ着いた女(河野知美)は、体を売って孤独に生きていた。女には6年前、長崎・佐世保で共に暮らしていた夫(梅田誠弘)のもとから、別の男と駆け落ちした過去があった。ある雨の晩、突然訪ねてきた夫。女のさびれたアパートの部屋で、二人が空白の時間を埋めるかのように語らい、体を重ねるにつれ、次第に時空が歪み出し……。

スタッフ
原作 松田正隆(Masataka Matsuda)
松田正隆

1962年長崎県生まれ。劇作家、演出家、マレビトの会代表。96年『海と日傘』で岸田國士戯曲賞、97年『月の岬』で読売演劇大賞作品賞、99年『夏の砂の上』で読売文学賞を受賞。2003年「マレビトの会」を結成。主な作品にフェスティバル・トーキョー2018参加作品『福島を上演する』 2022年ロームシアター京都 海辺の町二部作『シーサイドタウン』『文化センターの危機』など。2012年より立教大学現代心理学部映像身体学科教授。

脚本・監督 越川道夫(Michio Koshikawa)
越川道夫

1965年静岡県生まれ。立教大学卒業後、演劇活動、劇場勤務を経て、洋邦画を問わず映画を配給宣伝する一方、『海炭市叙景』(2010)、『かぞくのくに』(12)など多くの映画制作に関わる。2015年『アレノ』で映画監督デビューし、第30回高崎映画祭ホリゾント賞を受賞。18年『海辺の生と死』で第27回日本批評家大賞新人監督賞を受賞。監督作品に『アレノ』(15)、『海辺の生と死』(18)、『月子』(18)、『二十六夜待ち』(18)、『夕陽のあと』(19)、『愛の小さな歴史』(19)、『あざみさんのこと』(20)、『アララト』(21)、『背中』(22)、『さいはて』(23)、『路辺花草』(23)がある。

音楽 宇波拓(Taku Unami)
宇波拓

1976年生まれ。東京出身。ギター演奏と電子音楽。HOSE、ホンタテドリ、中尾勘二トリオなどのグループに参加。映画や演劇に音楽を提供。リリースにJarrod Fowlerとの『Species pluralis』、David Grubbsとの『Comet Meta』、電子音楽作品『cloud of unknowning』など。サウンドエンジニアとしても数々の録音作品に携わる。

撮影 髙野大樹(Hiroki Takano)
髙野大樹

1973年生まれ。1996年より株式会社いちまるよんに所属。映画、テレビ番組などのドキュメンタリー撮影を中心に活動。劇映画の代表作として、オムニバス映画『十年Ten Years Japan』(18年/監督:津野愛)、『夜明け』(19年/監督:広瀬奈々子)、『潤一』(19年/監督:北原栄治、広瀬奈々子)など。

キャスト
男役 梅田誠弘(Masahiro Umeda)
梅田誠弘

1983年生まれ。鳥取県出身。22歳から俳優活動を開始。小劇場での出演を重ね、自身でユニットを結成しプロデュース公演等も行った。31歳の時に春本雄二郎監督初長編作品『かぞくへ』(18年)のオーディションを受け、準主演の洋人役として出演を果たす。『由宇子の天秤』(21年/春本雄二郎監督)にて今年の高崎映画祭最優秀新進俳優賞を受賞し高い評価を得る。近作に『鬼が笑う』(22年/三野龍一監督)、『PLAN75』(22年/早川千絵監督)、『誰が為に花は咲く』(22年/藤原知之監督)のほか、7月に公開された『命の満ち欠け』(23年/小関翔太・岸建太朗監督) 、『青春墓場』(23年/奥田庸介監督)に出演するなど、今後の更なる活動が期待される。

女役 河野知美(Tomomi Kono)
河野知美

1981年生まれ。神奈川県出身。UCLA留学後、渋谷で路上ライブをしていた時にスカウトされる。初主演映画『父の愛人』(12年/迫田公介監督)でビバリーフィルムフィスティバル(USA)ベストアクトレスを受賞。日仏合作映画『サーベージ・ナイト』(15年/クリストフ・サニャ監督)、『TOKYO VICE』(22年/マイケル・マン監督等)など海外作品にも出演。『truth〜姦しき弔いの果て〜』(22年/堤幸彦監督)、『ザ・ミソジニー』(22年/高橋洋監督)、23年公開待機作2本全てで主演・プロデューサーを務め、映画界を中心に活動の場を着実に拡げている。現在、オンラインメディアPINTSCOPEにて連載も執筆中。

スナックのママ役 滝沢涼子(Ryoko Takizawa)
滝沢涼子

1969年生まれ。神奈川県出身。1992年、映画『青春デンデケデケデケ』(大林宣彦監督)にて映画デビュー。1994年に出演した映画『エンジェル・ダスト』で、第9回高崎映画祭新人女優賞を受賞。その後、映画『女刑事RIKO』('98)で主演を務め、ゆうばり国際ファンタスティック映画祭審査員特別賞を受賞。以降、『ブラッディ・マンデイ2』(TBS/'10)にレギュラー出演するなど、多くの映画やテレビドラマに出演している。そのほかの主な出演作は、映画『夕陽のあと』('19/越川道夫監督)、ドラマ『刑事7人』(テレビ朝日/'21)、『罠の戦争』(関西テレビ・フジテレビ/'23)、などがある。

劇場情報
地 域 劇場名 公開日
東京都 新宿武蔵野館 上映終了
群馬県 シネマテークたかさき 2月2日(金)~
栃木県 小山シネマロブレ 1月12日(金)~
栃木県 宇都宮ヒカリ座 1月26日(金)~
愛知県 シネマスコーレ 近日上映
大阪府 シネマート心斎橋 上映終了
広島県 横川シネマ 2月3日(土)~
河野知美 梅田誠弘 滝沢涼子 脚本・監督:越川道夫 原作:松田正隆 企画・プロデューサー:古山知美 音楽:宇波拓 撮影:髙野大樹 美術・装飾:平井淳郎 音響:川口陽一 編集:菊井貴繁
衣装:藤崎コウイチ ヘアメイク:薩日内麻由 特殊造形:百武朋 スチール:上澤友香 スチールヘアメイク:西村桜子
助監督:二宮崇 制作担当:藤原恵美子
製作:屋号 河野知美 映画製作団体/Ihr HERz Inc.
配給・宣伝:フルモテルモ/Ihr HERz Inc.
AFF2R15+映倫
© 2023松田正隆/屋号 河野知美 映画製作団体
2023年/日本/164分/カラー/アメリカンビスタ/5.1ch/DCP

本作の配給・宣伝に関するお問い合わせ
fulmotelmo@gmail.com
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